夕刻、1日を振り返りながら、また自分のこれまでとこれからに思いを馳せながら、なんとなく物思いにふけります。
モナ・グリッチは酒浸りの両親のもとに産まれ、成人後は装身具売りの職につき、売り物にすぐ痛むよう細工をしていた。
著者 エドワード ゴーリー 出版日 エドワード・ゴーリーは「迷ったら、アルファベットをやる。
普通に サラリーマンをしながら絵本を書き、32歳で出したナンセンス絵本 「うろんな客」がヒット。
その喧嘩が恐ろしいことに、クローケーの槌で叩き合うという狂気。
その知らせを聞いた母は、 みるみる痩せ細り、ついには 死んでしまいます。
その後は転職しつつ絵本やデザインの仕事をして、サラリーマンしながら自身の出版社を立ち上げるという、 確定申告激バリ大変ルートを進み出した。
( 2013年4月)• エドワード・ゴーリー (Edward Gorey) 1925年、シカゴ生まれ。
そして2人は乗っているだけで、こいでもいないのに、なぜだか自転車は走り続けるのです。
しかし、視覚的な恐ろしいシーンが登場しないにも関わらず、背中のあたりからジワジワと広がる恐怖が、読者を襲います。
何より 「こんな絵本読んだことない!」という感動があるので、絵本のサブカルに触れてみたい方は、ぜひ読んでみてください。
ゴーリーは 1925年に新聞記者の息子として生まれる。
男女のカップルが5人の子どもを手にかけた事件がモデルになっており、ゴーリー作品としては珍しく 社会性の強い絵本だ。
ふたりのエドワードによるごきげんな絵本、第二弾。
その間にも現在まで 主にビレバンで 語り継がれる「残忍な赤ちゃん」や「おぞましい二人」などの名作を刊行。
少女が男の隙を突いて逃げ出すと、目が見えずに車に気づかず轢かれてしまう。
まず、タイトルで戸惑います。
ただ流れる風景と同じように、2匹の間で交わされる会話の断片を私たち読み手は眺めていくばかりです。
そのひとこと、他のいくつかと一緒に 書き留めておかなくちゃ。
ぼくらはこのモナという女性に憎悪を募らせるわけにもいかないし、殺された子どもにとって何か浮かばれる話でもない。
こういう比較をされて双方が迷惑かもしれないが、宮崎事件について書いた吉岡忍『M/世界の、憂鬱な先端』(文藝春秋)を読み終えたときの重さに酷似している。
本書は暴力的な本ではありませんが、意味不明な哲学的会話の中にエドワード・ゴーリーの心の中がすこし覗けるような気がする一冊です。
ある夜突然現れた 謎の客人と 理解不能な行動の数々。
空を飛ぶカモメを見ては妹に「死んだら鳥のように天に昇る」とも言い、小銭を恵むためにお菓子も食べません。