「いつかは弾きたい曲」で人気な幻想。
《演奏上のコツ》 【冒頭】 出だしの和音からトがありますね。
といっても絶対的なものではないので、自分が弾きやすいと思う指使いがあればそこは適宜変えても構いません。
これを弾ける人は神業と思われたりします。
誰でも得意な部分と苦手な部分が必ずあると思います。
不思議なもので、この練習を何十回も繰り返していると体がリズムを覚えてきて、意識しなくても自然に指が動くようになります。
例えばソ# 右手、左手を色別にするとこんな感じです。
これも一番やってはいけないことです。
3本の動画で解説!(計26分) ここまでのポイントを動画で解説しています。
12等分して考える そのためには数学で言う「最小公倍数」という考え方を導入します。
それは幻想即興曲のレベルだと不要なので割愛します(複数の音を同時に掴むという考え方です)。
中間部はルバートをかけて、歌うことが重要になってきます。
それと・・・ ショパンの曲は何でも、基本的に、両手が完全に独立していることが前提ですから、両手がそれぞれ2分の2の拍にのっかればそれでOK、というのが理屈です。
先ほどは「カンタン」と言いましたが、やはり難しいポイントもありますよね。
問題は2つめと3つめの音がどこで入るか?です。
なぜなら8分音符は完全に拍にはまっているのでタイミングを取りやすいからです。
装飾音符になっているところも、実質32分音符と考えて差し支えありません。
いま44歳ですがやく30年前の中学3年生の時、習っていたピアノの先生に直訴?して練習し、中学校卒業年の文化祭で『革命』とこの『幻想即興曲』を弾きました。