これは、スマホを手に取る癖を強化している行為にほかなりません。
「子どもにスマホとどう付き合わせたらいいか、心配している人が多いことの現れだろう」と分析する久山さんに聞いた。
その人たちには、本書のこの部分を読ませたい。
大脳灰白質体積が増加するということは、脳活動がより高度に成長していくことにつながっているのです。
まず1つ目は、「多くの企業が非常にパワフルなAIを開発している」ということです。
私たち現代人は、スマートフォンの「魔力」とも言える吸引力によって、どんどん時間を奪われている。
スマホを手にとってしまう理由 スマホをついつい手にとってしまう原因は脳の仕組みにあります。
食事中や会話中にはスマホを触らず、目の前の相手に集中するようにしましょう。
私たちの脳は、活発に働いている場所に酸素や栄養を送り込むときにたくさんの血液を流している。
これまでに、日本でも人気の北欧ミステリーを中心に約30冊を翻訳し、19年にはスウェーデンでの育児体験を記したエッセー集「スウェーデンの保育園に待機児童はいない」(東京創元社)も出版した。
脳も身体も積極的に使わない状態を、ヒトは楽で便利だと感じる。
これが10代の若者となると、その2割は1日7時間もスマホを使っていることになるのだとか。
本書はテレビ番組「世界一受けたい授業」でも取り上げられ、スマホの存在は現代病として影響を及ぼしている問題であるため非常に注目されている本です。
そうして私たちはスマホを無視できなくなる。
毎日の生活に、スマホの存在が欠かせないという人は多いはず。
iPadを開発したアップル社の創業者、スティーブ・ジョブズ氏は「自身の子供のそばにはiPadを置くことすらしない」と話し、マイクロソフト社の共同創業者、ビル・ゲイツ氏は子供が14歳になるまでスマホを持たせませんでした。
もっと簡単に言えば、 スマホ脳とはスマホ依存状態の脳です。
その秘密をハンセン氏に聞いた。