ただ、映画としては、誰も目を向けようとしない男の話が、淡々と日記のように終わっていいのかなって」 宇野「小説では主人公の最後も違うんですか?」 西川「違うんですよ。
また、それを聞いたところで、監督が理想とするものを自分が演じられるかどうかも分からないですし。
『名作はいつもアイマイ 溺レル読書案内』(、2008年) - 編著• 役所さん:『すばらしき世界』のお話が来たときは、「お!来た、来た、来た、来たっ!よっしゃー!」と思いました。
以後、監督の『』など、様々な日本映画の現場で活動した。
津乃田役の仲野太賀 仲野も西川監督について「中学生の時に『ゆれる』を観ましたが、そのころの衝撃はいまでも覚えていて、日本映画ってこんなにおもしろいんだという発見がありました。
人と人が繋がることには、どんな可能性があるのか。
一方、地方に残り実家の商売を継いだ兄の稔は幼い頃から温和で誠実な人柄だが、いまだに独身で父親と2人で暮らしている。
19歳で大阪の陸軍通信隊に配属された後、東京本部へと移動になりました。
三上という得体のしれない男の役を頂きました。
2007年1月には映画『』(原作:)が公開。
学生時代より、映画製作を志し、映画制作会社などの就職面接を受けるも、ことごとく落ちるが、の面接担当だった監督に意気込みを見出され、映画『』にフリーのスタッフとして参加する。
5位:映画『ディア・ドクター』のスピンオフ的作品 2009年に直木賞候補作となった短編小説集です。
心から応援しているのに、それを壊してしまう。
ただ、もともと映画監督志望ではなかったこともあって、自分の演出力に、圧倒的に自信がないんです(苦笑)。
始めは三上という主人公を象徴するような言葉を探していましたが、じつはこの映画は、三上の個性に引っ張られて観ていきますが、描かれているのは私たちが生きている世界のほうだなと感じたのです。
主人公の三上正夫は幼い頃に母親と離別し、10代から悪の道に入って前科十犯を重ねた男。
2002年脚本・監督デビュー作『蛇イチゴ』で数々の賞を受賞し、2006年『ゆれる』で毎日映画コンクール日本映画大賞など様々の国内映画賞を受賞。
大切なのは人を信じることや誰かを気にかける寛容さ 三上の彷徨を見ながら、監督の『万引き家族』をふと思い出した。
必死に取り組んでました。
2015年には小説『永い言い訳』で第28回山本周五郎賞候補、第153回直木賞候補。
とはいえ、もちろん、2人は似た作品を作り続けてきたわけではない。