鮭が遡上する新潟らしい豪華なお雑煮だ。
具は角餅、鶏肉、そこにホウレンソウなどの青菜の彩りを加えるのが主流のようです。
関ヶ原の戦いを境に関東では角餅、関西では丸餅に分かれたという説もあります。
味付け 関西のお雑煮は昆布だしの白味噌仕立てがほとんどですが、 関東のお雑煮は鰹昆布だしの醤油仕立てとなっています。
白味噌は他の味噌に比べて 粘り気があることと、 甘みがあるので焦げやすいため、一度に大量のお雑煮を作るよりも、 人数分を作ることがおすすめ。
焼きはぜ雑煮 器からはみ出すような魚は、出汁に使った焼きはぜ!焼きはぜは今やあまりとれず大変高価で入手しにくくなっています。
男鹿雑煮 日本海に突き出した男鹿半島はハタハタの一大産地。
お餅は時が経つにつれ、 収穫を祝う行事やその他 お祝い事、神様への お供えなどに欠かせない食べ物となります。
全国お雑煮文化研究家。
お雑煮が 宴の初めには必ず食べられるということからお雑煮イコール 縁起の良い料理と考えられていました。
正月についたもちを昆布だしのつゆで煮てとろろ昆布や大根おろしをのせる。
そのため醤油のかわりにしょっつるを使うことも。
それが角餅へと変化していったのは江戸時代のことです。
入れるお餅によって、お雑煮全体の風味にも違いを与えています。
奈良県のお雑煮 きなこ雑煮 甘い白みそベースの雑煮は京都などと同様ですがが、奈良県では雑煮に「甘いきなこ」を添えているのが特徴。
沖縄県 沖縄県にはお雑煮の文化はありませんが、お正月に中身汁という豚の内臓を鰹出汁で煮込んだ汁物やイナムドゥチという豚の三枚肉やこんにゃくなどたくさんの具材を白味噌で煮込んだ汁物などを食べる風習があります。
栃木県宇都宮」(73歳男性/その他) 「田舎お雑煮、具材は関東風ですが薬味として青のりと桜エビをのせます。
かつおの水揚げ量全国有数の焼津漁港が近いため、かつおの濃厚だしを使う。
見た目にもその差に違いはありますが、最大の違いは味!みりんの風味です。
埼玉県」(55歳女性/主婦) 「しょうゆ味の澄まし汁でもちとほうれん草が入っている。
室町時代の文献には、「雑煮」という言葉が存在。