その後、理論化と実用化が平行して進められていきましたが、その本質については研究者の間にも大きな混乱が見られました。
テスラの場合は発明家・科学者としての評価がまだ不充分ですから、それ自身、大きなダメージになることが予想されます。
物理学的に見ると上記の通り支離滅裂であるものの、もう少しだけスカラー電磁波の内容を検証してみよう。
その後、大きな変化があったのは2009年のことだった。
スカラー電磁波とタマちゃん 私としても、それまで見てきた印象は、警備主任に近かった。
そして再度パナウェーブ研究所に行くと、入り口の公安や警察が、ホンモノと勘違いしてあっさり通してくれたのだった。
(1869年)• 私は福井県の山中にある、彼らの本拠地へと向かった。
これにゴールデンウイークが重なり、やじうまの車が加わったから、来られる地元民は大迷惑だ。
岐阜県在住の私はその日、岐阜県から福井県へ続く国道417号を走っていた。
キャラバン隊にはスカラー電磁波を防ぐという白色が多用され、車には渦巻き模様が大量に貼り付けられていた。
自然の中にあるスカラー波(自然スカラー波)が干渉しあって発生するのが球電だというのである。
結局1時間半ぐらい止められていて、追尾していた長野県警の人たちもあきれ顔でした。
パナウェーブには広報がいるらしい。
「うちは一切関係ありませんので」 にこやかな表情でそう言い放つと、「わざわざお疲れ様でした」と付け足した。
ところで団体の代表である千乃裕子はなぜこのような疑似科学に手を出したのであろうか。
「『タマちゃんのことを想う会』の正体はカルト宗教団体!」と報じた記事(『週刊文春』2003年5月1日・8日合併号) 各地を移動するキャラバン隊は1991年頃から活動を開始し、1995年頃になると移動を繰り返す中でトラブルを起こし、何度か地方ニュースにも取り上げられていた。
車止めを置いて警戒する警察に、周囲を取り囲む記者やカメラマン。
ほとんどの住居が無人となり、廃墟の町と化していた。
パナウェーブ研究所は福井県の山間部に本拠地を置き、1997年からキャラバン隊を結成して全国を回る活動を展開していた。
(逆に言うとオウム事件以降完全に「新興宗教団体=怪しい・危険」という考えが日本人の共通認識になってしまったともいえる) このパナウェーブ研究所は千乃代表という教祖を中心とした「千乃正法会」の一部門。
ただ、1,2カ所、首をひねったところもありました。
現在改訂中です)• 外部リンク [ ]• その実体はスカラー波(テスラ波)を用いて、あらゆる物体を透過し、目標を瞬時に消滅させられる究極の破壊兵器である。
仮にこのとき、いつものようにひっそりと移動し、山梨県の施設に入ることができていれば、その後も世間から注目を集めることなく過ごせていたのではないだろうか。
変な動きをして目立つよりは、このまま走って、自然にすれ違う方が良いだろう。