これを上手く使って、ボルトを引き抜く方法です。
この時のコツとしてはダブルナットにした、ナット同士をしっかりと締めこむことです。
ナットは製作精度の違いにより、ダブルナットにつ使うナットの組み合わせによって効きが変わるので、ナットを数種類用意してダブルナット効果が高い組み合わせを使う。
この図でいうと「おねじ」を右側から叩く事によって、赤い圧力部分をはがそうというワケです。
これまた新品のスペーサーと新品のナットでエキマニを締めていこうとした時……1番の下側のナットを締めていて手応えが怪しかったモノのそのまま締めてました……すると! とつぜんスルッっと軽~くまわってしまったのです。
まずはコチラの工具をご覧ください。
やっと抜けました! スタッドボルトの根元まで差し込んで回せるので、ボルト自体のねじれ要素を排除できる。
ツイストソケット• この部分がボルトのネジ山側に噛み込むように なっているようです。
穴を開けたりすると再起不能になる場合があるので自信が無ければ、または加熱を出来なければそのままプロにお願いする方が好ましいです。
1個で複数サイズのボルトに対応できる工具もありますが、適合サイズが設定されているプーラーを購入する際は、緩めたいスタッドボルトの径を事前にチェックしておくことが必要です。
ちなみに専用工具としてスタッドリームーバーというものもありますが、狭い場所では使えないこともあり、ダブルナットのほうが手間はかかりますが、一般的でしょう。
ボルトに穴を開ける• そして下二つのナットでスタッドボルトを取り外しに掛かると… いとも簡単に取り外すことが出来ます! 専用工具が2千円する所、こちらの方法ではナット3個で30円弱。
6mmのスタッドボルトには6mm用があり、8mm、10mm、12mmのスタッドもそれぞれ専用のサイズが存在します。
プラスのボルトは力を掛けにくく、固着してしまっているとなかなか緩める事が出来ません。
ただし、注意しなくてはいけないのはドリルでヘッド側のネジ山を 痛めないようにすること。
また、ボルト端部のネジ部よりネジが切られていない軸部が細いスタッドボルトの場合、ネジ部のサイズは合っていても軸部の根元を回そうとすると空振りしてしまうこともあるので、その点にも注意します。
ネジロック剤が使われている場所では、ヒートガンや携帯式のガスバーナーによる加熱はきわめて有効で、ボルトと相手方を均等に温めることでロック剤が軟らかくなります。
そんな時の対処方法を3つ紹介します。
方法は 「ダブルナット」ならぬ 「トリプルナット!」 予めスタッドボルトの根元にCRC等の「浸透系潤滑スプレー」を吹いておき、ダブルナットの要領で3つ目のナットを締め込みます。
そしてこの赤い矢印の力が、サビ等の要因で想定より強くなりすぎると、外れないネジになります。
ここにエキストラクターを挿入し、左回ししましたが…びくともしません。
そんな時に邪魔なのがシリンダーから突き立つスタッドボルトだ。
自分が使ったのは鉄製の直角定規、中学校時代に使っていた工具セットに入っていたやつだ。
見分け方としてはナットのネジ穴の縁に台形の凹みがあるのが 見えるでしょうか。