それから 骨折との見分け方もなかなか分からなかったりしますが、明確に見分ける方法はあるのでしょうか? 大人になると肉体労働が少ない人ならば突き指になることは少ないのですが、お子さんがいるとしたら、もしかしたら突き指するかもしれませんので、対処法と見分け方などを覚えておくと役立つかもしれません。
とにかく第一関節に屈折方向への力が加わり続けることで伸筋腱の断裂が発生しやすくなるので、練習のしすぎで突然指が変形するケースがあるのです。
引っ張ることはやめましょう。
突き指してからのすぐの応急処置が正しく出来るか出来ないかで、治療期間も大きく変わってしまいます。
それどころか、最悪の場合、指を変形させてしまうことも十分に考えられます。
軽い突き指ならまだいいのですが、幼少期や成長途中の段階(成長がおわり骨端線が閉じる20歳くらいまで)で強めのつき指をしてしまうと、 その後すこし障害が出る場合もあります。
中度の突き指は「 あ、これちょっとやばいな」と思うような感じで、指は通常の可動域の半分曲がるか曲がらないかくらいです。
これでは突き指は治りませんし、悪化する可能性もあります。
骨端線損傷は、経験豊富な柔道整復師か、レントゲンでないと鑑別できません。
特に長期的に痛みがあるような場合や、違和感があるような場合には、すぐにしっかりと診察をしてもらう必要があるでしょう。
出典:日本整形外科学会HP 突き指の応急処置 突き指をしたら、 まず冷やしましょう。
今回は突き指の症状や対処法について記載いたしました。
自宅処置で治す場合は、1週間ほど経過を観察してみてください。
まとめ 突き指は、ありふれているために軽くあつかわれがちなケガです。
適切な処置をすることができないデメリットというのは大きく、後の後遺症に至ってしまう場合もあるため注意が必要です。
指が変形する可能性も? 突き指になったとき、当たり方が悪いと 伸筋腱が伸びるか骨折によってマレット変形という木槌のように曲がってしまうことがあります。
患部の熱感が収まるまでコレを繰り返してください。
アイスノンや保冷剤は板状なので、患部を覆うことができないんですね。