キンロスゴールド【KGC】やハーモニー・ゴールド・マインズ【HMY】あたりは営業利益がマイナスになっており、厳しい状況を窺い知ることができます。
業界3番手であるアングロゴールドまではまだ良いのですが、それ以下になると経営の波が激しいのがこの業界です。
Gold Fields(ゴールド・フィールズ) 南アフリカに本拠を置く産金大手です。
世界最大の金鉱山であるNevada Gold Mines(ネバダゴールド金山)をバリックゴールドと共同運営しています。
36億株です。
その一方で採掘コストは-7%改善し、1オンス当たり950ドルに下がりました。
菱刈鉱山は住友金属鉱山、串木野鉱山は三井串木野鉱山です。
ちなみに、こちらのチャートは金ETFであるGLDのチャートです。
バリックゴールド 、ニューモント・マイニング、アングロゴールド・アシャンティ、ポリュス・ゴールド、紫金鉱業といった金採掘生産会社の世界大手の動向も掲載しております。
その背景には各国中央銀行が緩和的な金利政策を今後も当分の間維持せざるを得ないだろうという諦観が市場参加者の間に広がっていることがあります。
金生産の際に発生する残土を、ていねいに極小化する努力で、グレードは+7%上昇しました。
同社の米国預託証券(ADR)はニューヨーク証券取引所に上場されています。
Polyus Gold(ポリュス・ゴールド) ロシアに本拠を置く産金大手です。
クラスノヤルスク地方は天然資源が豊富。
市場規模 当サイトでは、2020年の金業界の市場規模を年間の採掘生産量である120百万オンス(3401トン)としております。
2004年にアングロゴールドとアシャンティ社の合併により誕生しました。
過去買収を通じて成長しています。
バリックゴールド、ニューモントマイニングともこの時期に過去最大の売り上げを上げています。
finance バリック・ゴールド【ABX】とゴールドコープ【GG】はこの5年で60%近くのマイナスになっています。
露天掘りは原始的な手法でしたが、このような大型重機の発達とともに効率よく鉱物の採掘ができるようになりました。
同じく市況に左右される資源メジャー、原油株と性格的には似たところがあります。