「定」の字を定時、定食と同じように「てい」と読んでしまいがちです。
説明は「代替(だいたい)の重箱読み。
『NHK放送用語集』では、 代替地. 塩がなかったので醤油を代用しました• つまり「代替」は間に合わせではなく、充分に代役をこなせるレベルもので行なわれるのです。
「代替品」も正しくは「だいたいひん」ですが、「だいがえひん」と読まれることが多いです。
これらの中には「役替え・模様替え・両替」のように、重箱読みと同じように、<音読み+訓読み>も見られます。
後者が正しい理由は「ぞくがら」は音読み・訓読みが混ざっているためで、両方が訓読みの「つづきがら」が正確な読みとなります。
代用(ある物事の代わりとして使うこと)• あちらは「台替え」ですが、こちらは、「代替え」。
「代替の商品」「代替バス」「代替施設」「車の代替として電車での移動を始める」などと言います。
代替案として、初回サービスは無料とさせていただきます。
申し訳ありませんが、その件はお受けできません。
仕事の場などで、「代替案を提出して~」なんて聞いたことはないでしょうか。
別のものと入れ替えること」です。
Aさんがお休みなので代理として私が発表します• 「凡例」の「凡」という字は「はん」「ぼん」と読みますが、凡才、平凡のように「ぼん」と読む言葉が多いため「ぼんれい」と読んでしまいがち。
おっと、ここでひとつ注意しておきたいのが、このように大体(だいたい)と代替(だいたい)を続けて言うと、音は一緒なので非常に聞き手にとって不親切になるということです。
ひとつずつ、意味も、もちろん違います。
しかし、日本語って本当に難しいですよね・・・。
これは「だいたい」と読む方のが正解ですが、「だいがえ」という読み方で使われていることもあるようです。
そしてもうひとつは、取引相場で、相場が値上がりし、値段が今までの円位からその上の円位にかわることを言います。
確かに「各」は「かく」とも読む漢字ですが、「おのおの」が正しい読みで「かくかく」とは読みません。
同じ意味の漢字を二つ重ねた造りの言葉です。
「役」は役割、役目というように「やく」と読むケースが多いため、「やくむ」と読んでしまいがちです。