本日の和装は、渋い色目の緑の羽織でした。
渡辺32分。
17歳11カ月での初タイトルの獲得は、90年に屋敷伸之九段(48)が作った18歳6カ月のタイトル獲得最年少記録を30年ぶりに更新した。
しかし渡辺棋聖はこれまで、そうした下馬評を何度も覆してきました。
これも研究なくしては、すぐには指せない順でしょう。
形勢はほぼ互角のまま。
日本中のファンに注目されるなか、堂々といい将棋を指して、結果を出したのは、素晴らしいことです。
渡辺 そうですね。
内容も素晴らしく、目を見張るものがあります。
もし第3局で勝つと17歳11か月20日での戴冠で、タイトル獲得の史上最年少記録更新となります。
東京将棋記者会(以下、記者会) 本局は0勝2敗のスコアで迎えた大一番でした。
8時52分頃、両対局者ともに駒を並べ終え、静かに開始の時刻を待ちます。
それから時を経て、現在はその木村王位に藤井七段が挑戦しています。
先手の渡辺は7六歩と角道を開けた。
ここで前例から離れました。
同年10月には新人王戦も制した。
渡辺棋聖は2連敗でカド番に追い込まれました。
【終局後】 記者会見では師匠の杉本昌隆八段も同席して祝福。