古稀に近づいた今、一番に思い出すのは高校生時代のこと。
専門家の間で議論されることとして、「ワクチン接種の直前・直後に解熱鎮痛薬を服用することで、ワクチンの免疫応答を引き起こす能力(免疫原性)が妨げられる可能性がある」というものがあります。
そもそも熱がでたときに下げた方が良いのか? そもそも薬で熱を下げることによるメリットはなんでしょうか? 熱を下げることによって、当然ですが発熱そのものによるだるさが取れますし、発熱に付随する頭痛、関節痛、筋肉痛といった症状も緩和されます。
私はあまりよい先生の印象を受けませんでした。
わずか4例で「新型コロナにNSAIDsは良くない」とは言えませんが、当時これを支持するような仮説も提唱されていました。
解熱薬は用法用量を守って使用するようにしましょう。
「インフルエンザ感染患者に対してNSAIDsを使用すると、インフルエンザ脳炎や脳症の発症リスクを高めている可能性があるため、使用禁忌になっています。
以下は、記事の抜粋です。
イブプロフェンは病院で医師が出す処方薬としてだけでなく、一般の方がドラッグストアなどで購入できる頭痛薬などにも含まれることが多い成分でもあります。
先週の信州での一枚。
これはワクチンに対する免疫反応のひとつで、数日で軽快します。
したがって、インフルエンザや風邪っぽい症状がある場合、特に小児の場合は、市販薬で対応するのなら、アセトアミノフェンを含んだものが推奨されています。
ロキソプロフェンナトリウムやイブプロフェンの働きを高める目的で配合されている「アリルイソプロピルアセチル尿素」が眠気を催す原因物質なので、これが入っていないものを選べば良いのです。
ただし、この研究ではNSAIDsを飲んでいた人は、高齢者や基礎疾患のある人が多く、NSAIDsが直接の悪化の原因ではない可能性があります。
京急梅屋敷駅近くの神社で、紅白の梅が競い合うように咲いていました。
薬を必要としている方の不安を解消できるよう薬剤師などが相談に乗っていきたい」と話していました。
ウイルスとくっつき易い肺の細胞上のACE2タンパクを増やしてしまう、ということのようです。
それは 「イブプロフェンはやめて」 です。
ですが、長期の発熱で体力が奪われている場合や、その他の疾患があったり、医師の指示がある場合は解熱剤を服用して下さい。
(参考) 1 Chapin-Bardales J, et al. ロキソニンやイブなどの薬剤には、抗炎症や鎮痛と同時に解熱する解熱作用が有ります。
2回目の接種者全員に「2回目の接種後は、発熱、頭痛、倦怠感などの全身の副反応が高頻度で起こるため、飲み慣れている解熱鎮痛剤を躊躇なく使用して下さい」とお話ししています。
打つかどうかは個人の判断ですので否定はしませんが、1回目でやめたとすると、2回接種で得られるはずの95%近くの効果が50%程度に低下した状態で終えることになります。
すでに抗炎症薬を使用している場合、または疑わしい場合は、医師に相談してください。
2 「COVID-19ワクチンに関する提言(第2版)」(日本感染症学会 ワクチン委員会) 3)Prymula R, et al. ーー 目次 --• ただし、そのような方は多くはいらっしゃらないのでアリルイソプロピルアセチル尿素が入っていない「ロキソニンS」「ロキソニンSプラス」「イブメルト」の3つが眠くならない痛み止めだと覚えておくと良いでしょう。